Illustratorの効果を使って簡単に手書き風のイラストに仕上げる方法

手書き風

Illustratorで描かれたイラストを、簡単に滲んだ手書きのような風合いに仕上げるための効果の設定をご紹介します。

「ラフ」を適用させるだけ

イラスト全体を選択した状態で「効果」→「パスの変形」→「ラフ」を適用させます。すると線がいい感じにガタガタになります。コツとしては「ラフ」のサイズは1%以下にし、詳細の数字は大きめに調整していくといい感じに滲んでいきます。最終的にPhotoshopでもフィルタを使って水彩画っぽく仕上げることはできますが、Illustrator上でできると色調整などの修正をしながらできるので作業効率があがります。

ペンツールなどを使って綺麗なベジェ曲線で描かれるIllustratorならではのイラストが個人的にはすごく好きですが、曲線がうまく決まらないとごまかしが利かないので難しい部分もあります。上記の方法を使えば、ごまかしを利かせることもできるので、時間の限られた仕事をしていく上で、この方法は一つの手段として持っていると少し楽になるかと思います。

少し分かりにくいですがビフォアアフター